来週の方針(2)優待クロス
来週の方針(2)優待クロス
優待クロスの方は3月分の決済が完了し、資金枠が戻ってきました。とりあえずこれをIPOブックで支障が生じないように再配分しないといけません。
結局、現物保有分と合わせた取得優待の名義数は180には届いていないと思われます。前から書いているように株価上昇により優待を取得するための現金枠が多く必要になり、そのため、去年よりも取得数が減少したということになります。
もちろん、指数負けとはいえ保有ポートフォリオの株式も前年よりは相応に上昇しているものが多いため、優待取得数は減っても株価が上昇してくれる方がありがたいわけですが。
また、若干の減少はあったとはいえ3月の優待取得で借入金の年間の支払金利のかなりの程度、割合はカバーできたのではないかと思います。一度、3月分でどれぐらいのリターンになっているか、厳しめの見積もりで計算してみましょうか。
一方、優待到着の方は12月権利確定分が順次到着しており、自家使用、譲渡、売却に分類してそれぞれ対応しているところです。一部を自家使用、一部を売却というような形もよくあり、マクドナルドなどはこの形です。
目立つのはアシックスの優待割引券の入札金額で30%オフ券10枚が1.2万円以上になっています。優待では様々な自社金券、割引券などがありますが、実際のその価値、売却時の価格はそれぞれで全く異なっており、また時期、状況によって変化もあります。
直近の落札価格動向などはこちらのオークファンのサイトで検索してみるとだいたい傾向は把握できます。
ここからの取得については、とり会えず4月、5月と閑散期に入ります。現金ポジジョンを無駄に放置してもしょうがないので、有用な優待でコストが高めでもそれなりに納得できる水準であれば取得をすすめるということになります。
4月は正栄食品工業、伊藤園、アインホールディングス、東建コーポレーションといったところでしょうか。正栄食品工業については既にクロスを開始しました。くら寿司については17時日興で1万株ちょっとの補充があり17時争奪戦にチャレンジしましたが、取れません。ごくわずかな時間差だと思いますが注文が入らないです。閑散期は特定の銘柄が集中的に注目されることになりくら寿司などはその対象でしょうから、争奪戦も厳しさを増す感じです。また機会があればチャレンジしてみます。
あとやっておかなければならないのは、優待関係の売買記録の整理です。金利等も含めた実際の個別の売買の記録まできっちりしておかないと、来年の確定申告
の時にものすごく面倒なことになりますので、暇な時期にきっちり確認してエクセルファイルに記入しておかないといけません。
なお、3月分のクロスでもやはりミスは根絶できませんでした。自分一人でしていると、思い込みやチェックしたつもりなのにチェックになっていないなどのことがあり、3月のような数が多いとミスが生じる可能性もやはり高くなります。まあ、大きな損失を生じるようなミスはなく逆に細かく利益になったぐらいで全体としてはミスで実損が生じなかったのはよかったのですが、可能性としては細かく利益を取りに行ったはずがミスでそれらすべてが帳消しになるような可能性もありますので、引き続きミスがなくなるよう丁寧に取り組んでいきましょう。