MERSEDES GLA 200d 4MATIC 1泊2日 試乗モニター(1)
上記に記載しているモニターキャンペーンですが、本日、車を借りてきてちょっと走ってきました。多分、下記で紹介されている車と同じものでしょう。
外観は以下のようなものです。全体として小型SUVとしてはオーソドックスなものかと思いますが、ホイールと前面の大きいメルセデスのマークに主張がある印象です。前面の造形全体に少々仰々しさを感じます。メルセデスらしさという意味でこれがよいという価値観もありそうですが。
CX30との比較ではやや着座位置が高いでしょうか。全体のスタイリングのスッキリ感は個人的にはCX30の方があると思いますし、見慣れているということもあるでしょうが、CX30の方が好きです。
具体的なインプレッションはこれから記載していきますが、全体的な評価だけ先に書いておきます。
・メルセデスのブランドに極めて強いこだわりがあり、小型のSUVが希望であれば、この車は選択肢として十分検討する価値があると思います。
小型で取り回しはしやすく運転もしやすいです。2000CCのディーゼルのエンジンは特にやかましいといった印象はなく、トルクなどパワー感も日常的な使用では必要十分です。
後席はそんなに広いとは言えませんが、2~3人の利用であれば長距離ドライブでの旅行も基本的には特に不都合を感じるようなことはないでしょう。
オートクルーズ、ステアリングアシスト等今日的な装備も備わっています。また、あらかじめコンフォート・エコ・スポーツ等の走行モードが設定されており、シフトパターン、足回り、ステアリング、前後のパワー配分など好みのカスタム設定も可能な仕様となっています。
・この車、価格はベーシックグレードでも650万、今回乗った車のように可変減衰力のバンパーに加え、サンルーフなど様々なオプションが入ると800万を超えます。コストパフォーマンスを考えると、この車を選択する積極的な意味は見いだしにくく、国産車でも他に様々な選択肢もあると思います。
為替レートが円安傾向となっており円建てでの値上がりはしょうがないところもありますが、車の内容と比較して価格が非常に割高だという印象があります。
3年前のCX30と比較して、走行モード設定以外の部分ではこの車の方が圧倒的に有利であるという点はそんなに感じられませんでした。SUVであれば今はホンダ ZR-Vの評判が非常にいいようです。質感なども含めてかなりいい車でしょう。この価格であればレクサスでも様々な選択ができるでしょう。
つまり、車自体は別に悪くないけど、高すぎるということに尽きます。