嵐山 廣川から清涼寺へ
福田美術館を出て鰻の廣川へ向かいます。11時前だと渡月橋から続く天竜寺前の道はもうかなりの混雑・・・。外国人の比率がかなり高いです。
私自身も、この桜の時期のこの時間には普通は来ません。
廣川の位置は天竜寺の向かいです。ずつと前はもっと本通りから奥の場所にあったのですが、人気店になりきれいなお店になっています。
また、以前は店の前で1時間待ちは当たり前というような状況でしたが、外国人のお客さんも増え、今は完全予約制になっています。
トロッコ列車乗車まではまだ時間がちょっとあるので、清涼寺へ。そんなにすごく離れた場所でもないのですが、ここまで来ると観光客は激減し静かな雰囲気です。よく知られた観光地ではこういうことも多いですね。清涼寺は大きなお堂があり、興味深い国宝の仏像も近くで見ることもできます。春と秋の一時期は宝物館もあいていますので、こちらも見られるとよいかと思います。すごく立派な仏像がたくさんあり、西域風の兜跋毘沙門天像もかっこいいです。静かなお寺で仏像を見たい人にはおすすめです。
本尊の釈迦如来はこれを模した仏像が全国でつくられ、それらは「清凉寺式」と言われています。
上段真ん中のなにやら細かいものがあれこれ並んでいる写真は仏像の中から発見された「内臓」(の模型)です。写真は実物そのものではなくそれを復元したものですが、実物は国宝指定です。昭和になっての仏像の調査で発見されたものです。