大神神社と山の辺の道(4)
大神神社と山の辺の道(4)
この奈良で、こういう小山みたいなのが見えてきたら、もう、それはほとんど古墳!。
これは、「景行天皇陵」。本当にそうかどうかはわかりません。宮内庁がそう指定し管理しているということです。
右のほうに見えるのが山の辺の道です。古墳そのものもでかい。
でかいんだけど、柵がしてあって中には立ち入れません。
基本的に発掘調査もできまへん。
現在は緑の山になってますが、できた時は当然木が生えていたわけではないですね。
で、できてから1700年とかたっているわけですから、そら、木も生え変わってますわね。
基本的に、古墳そのものは、今やただの緑の小山です。
それ自体、なんとなく環境というか雰囲気としては悪く無いものの、別にこれ自体が面白いわけではないですね。
これを見ていろんなことがイメージできないと、というかイメージするようにしないと面白くないです。
お昼時、道の途中の木陰で休憩中の方々。
これは「崇神天皇陵」。
天理市トレイルセンターによってから駅へ。
で、これは柳本駅の近くの黒塚古墳。公園として整備されています。
この山の辺の道の周囲にある古墳は、山の斜面というか扇状地の途中のような場所にあります。
ある程度自然の地形を生かしての築造なのかなとは思うものの、その土木工事の仕事量というのはやはりすごいもの。
どれだけの人がこの古墳の築造に携わり、どんなことがここで行われたのか、
なんとなくでもそういうことをイメージしながら今の緑の古墳を見ると、なんとなく、人びとの働く姿が
浮き上がってくるような気がします。
さて、桜井線(万葉まほろば線)に乗って、大神神社に戻ります。
つづく。