3480ジェイ・エス・ビー IRさんから返信(2)

3480ジェイ・エス・ビー IRさんから返信(1)

上記と関わって、連結総還元性向20%は、ザックリ言うと、利益30億で現金配当3億、自社株買い3億で合計6億が20%というようなイメージです。

株価は来期予想が期待以下ということか、決算発表後に売られましたが、その後、やや戻り傾向となっています。

ここは知名度は高くないし、地味です。が、それゆえ、割高感はなく、なお株価上昇余地もあるようにも思えます。

・学生マンションの企画、運営、管理などが主体の事業ですが、一見、学生数が減るから市場は先細りのように思えます。数十年単位で見ればそれはそうかもしれませんが、ここから5-10年程度のスパンであれば学生数そのものが急減することなく、むしろ、ここの管理戸数は漸増傾向でシェアを拡大する可能性が高いです。

・単なる賃貸管理と一緒にされがちですが、大学当局とか大学生協などとの長い期間にわたるつながり、学生マンション運営の独自のノウハウなど意外と高い参入障壁もあります。

・賃貸といっても、学生対象ですから、一定期間で人が入れ替わります。入居率は99.8%で、なんと0.1%も前年から低下しています。って、極めて高い状態が常態化しており、家賃のとりはぐれなともまれです。学生マンションであるがゆえの収益機会があります。

基本的に売り手市場です。大学に合格してから住むところを決める場合も多く、いい部屋は特定の期間に先着順でどんどん埋まるのが基本です。通常の社会人の賃貸物件とは違いがあります。

なにせ知名度が低いです。JCBとかJSRなどとすぐに間違われます。賃貸ブランドのUniLifeの方がまだ知られているでしょう。ここは依然課題です。課題があるところの方が投資チャンスがあったりするところもあります。

・最初から長期保有前提がつけられたりするかもしれませんが、今後、株主優待が設定される可能性はあるでしょう。

・ここから中長期の戦略としてどんな方向を強化していくのかを注目しています。
規模は小さいですが、既に高齢者や単身者向けの物件などもてがけています。留学生向けというのもあるでしょうし、特定の仕事の人向けの寮のようなものもあるかもしれません。

というようなことで、こちらに中期戦略の資料が載っていますので、ちっょとこれをしっかり見て、またあれこれ聞いてみたいと思っています。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です